人の悲しみはすべて請け負えないし、請け負うな
共感力高すぎ人間、管理人です。
共感力の高い人は他人の気持ちを慮る。
良いことに対しても悪いことに対しても。
必要不必要関係なく、勝手に脳みそがそう働いてしまう。
個人的にはこれが手放しでいいことだとは決して思わない。
もしも良いことばかりが身の回りの人に起こるならば、本人も幸せな日々を送れそうではある。
しかしいつも、誰かを見つめながら、誰かを思いながら、勝手に悲しんだり傷ついたりしてしまうことの方が多いような気がする。
だから、心をざわつかせるものからは、内心なるべく距離を置きたい。
見ないでいたい。
聞きたくない。
感じたくない。
しかしそれは最も近い存在である家族の中でも簡単に起こり得ることで、避けて通るのは難しい。
自分の相方は短気である。
アンガーマネジメントを叩き込んでやりたい程度に短気である。
相方がどうでもいいことであったり取るに足らないことで子どもを怒ったりする時は、正直キツイ。
できることなら子どもと変わってやって一言、いや、ベラベラといろいろ言い返してやりたい。
ちなみに過去のそういった場合には、自分も間に入って意見することが多かったが、現在はそれは一旦グッと飲み込み、それはそんなに怒ることではないと言う程度である。
なぜかというと、自分が口を挟むことで大人気ない相方がヘソを曲げて、さらにややこしくなることが何度かあったからだ。
ついこの間もそんなことがあった。
しかも、子どもがテストが終わって開放感を感じているであろうそんな時に。
二人は一緒に帰ってきたが、先に家の中に入ってきた子どもは「(相方のことを)怒らせたから機嫌悪いかもよ」と少ししょぼくれながらも早口でそう言って、そそくさと部屋へ入ってしまった。
その後、家に入ってきた相方から話を聞いた上で、自分はいつも通り「そんなに怒ることではない」そう言って、ただダンマリと様子を伺っていた。
…子どもはテストも終わってルンルン気分だろうに、そんな日の帰りに何故そんなどうでもいいことで怒るのか。
子どもは怒られるほどのことでもないことを十分わかっている上で、敢えて怒られてあげていると言っても過言ではないことがあるほど、そこそこに大人である。
しかし、だからこそ、こんなことばかりじゃ余りにも子どもが不憫で仕方ない。
なんだってせっかくのいい気分をぶち壊しにするようなタイミングで、しかも取るに足らないどうでもよいことで怒られなきゃいけないのか。
相方の行動はなんとかならないものか…。
もう子どもに悲しい思いはさせたくない……くっ。(←実はこの時すでに一人で勝手に泣きそうになっている)
などと一人で悶々と考えていたら、部屋から子どもが出てきて、あっさりと相方に声をかけた。
それに対して、少しまだ怒っているぞという話しぶりで相方も答える。
それから二言三言話すと、もう笑っている。
???
はぁーーーーっっ?!なんで??
君はさっきまでめっちゃ怒ってたんじゃないの?
君はさっきまで怒られてしょぼくれてたんじゃないの?
いい加減にしてくれーいっっ!
こっちはこっちでいろいろ心配になってたのにさ!!(勝手に)
しかも泣きそうにまでなってたのにさ!(勝手に)
共感力が高いせいで、一人だけこんなふうにバカを見るようなことが起こってしまうことがある。
あー。虚しい。
まぁ仲直りしたんならいいけどさ!!泣
なんだかこんなことが結構多くて、自分的にはストレス溜まります。
やってらんなーい!
二人みたいにあっさり生きれたらどんなに良かっただろうか(泣)。
そもそも共感力が高いなんていう性質があると、ひとりで深刻に考えすぎになっちゃう場合もあるよね。
あぁ、先に決めてあったタイトルが重すぎる違和感。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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