【闘病中の人へ】おしゃれな介護シューズをプレゼントしよう!
「親が最近転びそうで不安だ」
「祖父母のために実用的なプレゼントを贈りたい」
「友人が闘病中のため励ましたい」
こう思っている人いませんか?
そんなときに贈ることができる、とっておきのプレゼントが「靴」です。
最近の介護シューズは機能性にすぐれ、歩きやすさも抜群なんです。
今回は現医療人の私が、そういった人たちにオススメできる専門店をご紹介します。
歩くことができる幸せ
「歩く」という行為はわたしたちが快適な生活を送るうえで、あまりにも当たり前に行っている行為です。
「普通に歩けるからこそ」ストレスなく自分の好きなところへ好きなときに移動できる。
「歩けるからこそ」旅行も楽しい、ショッピングも楽しい、散歩も楽しいわけです。
何らかの理由によりそれができなくなって、はじめて「歩けない辛さ」を感じるようになります。
昔のように歩けたら、若いころに戻れたら、そう嘆く人たちの話をたくさん聞いてきました。
ご本人が当たり前にできていたことの幸せを一番痛感するのが、このような時なんですね。
転ぶことの怖さ
私は病院に勤務しています。
そして歩行に問題のあるたくさんの患者さんたちの足を見て、触れてきました。
原因はさまざまですが、高齢者の方たちには足〜足指の変形や爪の異常、むくみなどが非常に多く見られます。
そんな足の異常にくわえて、全身的な筋力の衰えや姿勢の悪さによって歩きづらくなると、結果転びやすくなってしまいます。
この「転倒」が非常に多いのですが、その恐ろしさが一般の方たちにはまだ伝わっていない気がするのです…。
もしも転倒により骨折をしてしまうと、骨折した部分だけの問題ではなくなってしまいます。
それまで元気に過ごされていた人も、突然手術やそれに伴う入院が必要になります。
すると安静期間のあいだに、それまでの日常生活で受けていた刺激がなくなってしまい認知機能や身体機能の低下をまねくリスクがとても高くなってしまうのです。
また高齢の方たちは、元々の活動性や身体の能力が若い方たちとはまったく違っていますから治りづらいのは確実です。
では転ぶのを防ぐには?
理想を言うと、予防のために適度な運動を心がけたりフットケアをするのはもちろんなのですが、もうひとつ大事なものがあります。
それが「靴」です。
足に負担をかけずに快適に歩ける靴に変えるだけでも、転倒の発生は減らすことができるのです。
入院時もスリッパではなくかかとのある靴の着用を求める病院が最近多いのも、そういった理由からです。
オシャレで高級感のある介護シューズはあの人に笑顔にできるかもしれない
介護シューズは現在もたくさんありますが、ひと目で「病院用の靴」とわかるものばかり。
私も職業柄、患者様とともに介護シューズをえらぶ機会がありますが、機能がよくてもそのデザインにガッカリする姿をよく目にするんです。
しかし、ついに介護シューズの世界でも機能とオシャレを兼ね備えたものが登場しました。
CRAAS(クラース)
クラースショップ(↑↑ クリックするとショップへ飛びます)
ブランドテーマは「靴選びをあきらめない」。
20年以上ファッション業界で活躍されている靴デザイナーさんが立ち上げたブランドです。
デザインが豊富でさまざまな素材が使用されているのに、ちょっとしたポイントで介護シューズそのものの機能を損なわない造りになっています。
クラースの靴は東大病院や杏林大学病院でも取り扱われており、なんと「トゥ〜ルル トゥルルトゥ〜ルル」というテーマソングで人気の某著名人も愛用されているのだとか。
高齢の方でなくとも癌や糖尿病などを患い闘病中の方々にも使いやすくオシャレで、素敵なプレゼントにもなりますね♫
サイズは21.5〜26cmまで展開されています。
クラークショップのサイトではオンラインショップが展開され、カタログを取り寄せることも可能です。
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個人的にすごいと思うのがコンシェルジュサービスです。
希望のモデル/サイズをいくつかまとめて送っていただけます。
試した上で不要な商品だけ返送すればOK。
「試し履きさせてあげたい」という場合にとっても便利なサービスですよね。
入院中の患者さんを見ていると、ちょっとしたことが気分転換や闘病の支えになっているんだなぁと感じます。
今日のご飯は何だろうとか、家族が差し入れてくれた写真を大事そうに眺めたりとか。
同じようにベッド脇におかれるいつも使うシューズが素敵だと、見ても履いてもいい気分になれるんじゃないかな?とふと思いました。
下に介護シューズの選び方の記事を置きましたので、ぜひ読んでみてください。
あとがき
核家族化した日本で進む高齢化社会。
その中で離れて住む家族を思いやったり、そばにいれば姿が見える分だけ毎日心配し続けなければいけない日々。
そんな親や祖父母を支えたいと思うあなたの助けになれば幸いです。
入院している人はもちろん、していない人にも普段使いでオススメできます。
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