【子育て小話】スマホ、何歳から使わせる?問題。ウチの場合
こんばんは。
今日は子供のスマホについて少しお話ししてみようかと思います。
子供にスマホを持たせたきっかけ
現在うちの子供は中3です。
元々は子供が欲しがらなければそのまま放っておこうと思っていたのですが。
好奇心旺盛なわが子。
小学生時代にポツポツとスマホを持つ子供が増え、案の定「自分も欲しい!!」と言い出しました。
小学校4年か5年だったと思います。
私はちょうど自分のスマホを買い替えようとしていたこともあり、お古を子供使わせることにしました。
iPhone5だったと思います。
子供にとっては超高級品です。
丁寧に扱うことを約束させ、もちろんセキュリティはしっかりとコチラで管理するよう設定しました。
操作ロックもかけさせず、いつでも私がチェックできる状態にしました。
まずは親が子供にどうスマホを使わせるかをイメージ
ここまで読まれると、随分すんなり使わせたんだなぁと思われるかもしれませんが、決してすんなりではありません。
その前に私自身がめちゃめちゃ調べたり、考え尽くして疲れ果てた経緯もあります(笑)。
このことを考えていた時期は、毎日頭が痛くなるほど考えました。
結局、私の中で一つの結論に達しました。
正直小学生からスマホを持たすとは思ってもみませんでした。
が。
敢えて今から持たせて、スマホを持つメリットデメリット、怖さ、すべてひっくるめて経験しながら学んでもらおうと思ったのです。
うちの子供はいけない使い方もするだろう、そう思った上での判断です。
子供にスマホを持たせるにあたって気をつけたこと
まずは自分自身のプライバシーをしっかり守れる使い方をさせよう。
そういうものを悪用する人がたくさんいることをわかってもらおう。
SNS上で他人を傷つける物言いはさせないようにしよう。
この時代、SNSで傷つけたり傷ついたりする人が無駄に多すぎる。
そして見知らぬ人とのやり取りよりも実生活でのリア友を大切にしよう。
SNSで知らない人と万が一やり取りしたとしても、絶対に外で会う約束なんてしちゃいけない。
さらに子供は好奇心が旺盛、子供が見るべきものではないものを目にしてしまうこともあるだろう。
そういう様子が伺えた時は、決して見て見ぬふりはしないで、それとなくでもしっかり伝えよう。
ましてやそんな画像などを友達同士で回し合うなどしていたら、ずっとこの先も相手のスマホにも残るし、自分も平気でそういうことをする人間だと思われることを教えよう。
本当に今の時代は、SNSによってつながった見知らぬ人同士で悲しい事件が起こることが少なくないです。
SNS云々の前になんでも話してくれる親子の関係を築くこと。
もちろんこれは大前提なのですが。
例えば高校生とか大きくなってからスマホを使い始めることで、その非常に多感な時代にスマホに初めて触れて、ハマってしまうことがすごく怖いなぁと思ったのです。
ほとんど大人、でも子どものような高校生に初めてスマホを触らせてしまうと、使い方やマナーなんてその時に話したところできっとお構いなし、右から左へすり抜けていってしまうような気がしたのです。
あ、もちろんその子によると思いますけどね。
ウチの場合は正直自信がありませんでした(笑)。
それは避けたかったというのもあります。
そんなことを考えてスマホを持たせることにして。
スマホは現代人においてなくてはならない必需品になっているし、正しく使えさえすれば素晴らしすぎる道具。
使い方を親としてしっかり伝えられればいい。
言えば簡単ですが、責任重大です…。
しかし中学生からは本人からの希望もあり、時間制限のロック機能は外して本人に任せることにもしました。
(年齢制限によるセキュリティはまだ設定してあります)
今思えば、かなり奔放な使わせ方をしてしまったかもしれません。
案の定、小学生の段階からどこで拾ったかもわかりませんが変な画像をいつの間にか入手していたりしたこともありました。
勉強をするために利用したサイト内で知らない年上の人たちとチャットをしていたこともありました。
中学生になってからはインスタやTikTokばかり眺めて完全にスマホ依存。
親としてはかなり肝を冷やす場面も多々ありましたが、その度に子供が納得するまで話し合いました。
はっきり言いまして、スマホを持たせて小学生のうちは毎日のようにしんどかったし、何度も何度も同じことを繰り返し伝えたり、時にはでっかい雷を落としたり、かなり根性のいる作業でした(泣)。
使っている本人はうるさい親だなという一心だったと思いますが、ホント親としては必死でした。
しかし大きくなるにつれ、おかしな使い方をすることも減り、私も口を出すことが徐々に減っていきました。
子供にスマホを持たせて5〜6年経った現在
そんなふうに使ってきて今。
中3になった子供がふと「スマホ飽きたな」と言ってきたんです。
「なんかやり尽くしたって感じ」と。
聞いた瞬間、ちょっと腰抜けそうになりました(笑)。
驚きの展開だったので。
いえ、わかっていますよ!
こんなこと言い出したからといって、今後もどうせ普通にインスタしたりTikTokばかり見たりするんです(笑)。
わかっていますけど!
そういった感覚を感じてもらえたことが、なんだか無性に嬉しかったです。
使い方によっては本当に時間の無駄にしかなりません。
そういうものですよね、スマホって。
それは子供にとっても、大人にとっても同じ。
時間泥棒。
でもどんなにハマったとしても、使い方次第で「飽きる」なんてこともある。
これも真実だと思います。
楽しいだけでなく、つまらなかったり恐ろしくなったり。
そんな側面があるものなんだ、ということに気づいてくれただけでも、すごく良かったなぁと思うのです。
先ほども言った通り、スマホは自身の使い方次第。
今後もそんなふうに感じた気持ちを忘れないでほしいなと思いました。
「身体を壊さない、心を壊さない、自分にとってより良いスマホとの付き合い方」を本人なりに考えていってほしいなぁと願うばかりです。
今日はこの辺で。ではまたっ。
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