「丁寧道」は毎日を心地よく生きることができる最高のマインドフルネス本

2021年12月26日,生き方

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今回は武田双雲さんの本のレビューです。

双雲さんは言わずと知れた書道家ですが、過去に1冊の双雲さんの本を読んで「これはメンタルに非常にいい!」と感じてから愛読させていただいています。

今回はそんな双雲さんの新刊のレビューです。

「丁寧道」武田双雲

「丁寧」を通じて教えてくれる最高のマインドフルネス&マインドセット

忙しい毎日に追われるように過ごすことが多くなってしまう現代の世の中で、「今を生きる」ことの重要性が度々語られていますが、「今」という時間軸に集中できずに上手に自分をリラックスさせることができない人たちはたくさんいらっしゃいます。

「今」に集中できずに遠い時間軸のことを考えれば考えるほどに、自分の中に「負」のエネルギーを生んでしまい余計なストレスが増えてしまうんですね。

自分が毎日を健康に、機嫌よく、余裕を持って過ごすことができなければ、他人を思い遣ることもできません。

今回の双雲さんのこの本では、双雲さん流の「丁寧道」を通した最高のマインドフルネス&マインドセットのコツを教えてもらうことができますよ♫

五感をフルに使って日々のいろいろを味わう双雲さんの文章を読んだだけで、自然に笑顔になり、自分もやってみたくなってしまいます。

焦りやイライラ、不安を捨てて最幸のゾーン状態を体験しよう

実はこの本、マインドフルネスだけでなく、認知を含めた「自己受容」にもとても効果のある内容だと感じました。

認知自体が歪んでしまっていると、どんな人でも幸せを感じづらくなってしまいます。

焦りやイライラ、不安などはまさに自分を「負」に陥れる感覚だと思うのですが、そのために生活の中に「丁寧」を取り入れて「ポジティブな認知」と「ゆとり」を生み出していこうと語られています。

「ゆとりがあるから丁寧にできる」のではなく、「丁寧にやるからゆとりが生まれる」という言葉には深く納得させられました。

「丁寧」を意識すれば自ずとスピードと効率も上がるんですね。「急がば回れ」とはまさにこのこと。

結局それがラクでストレスのない毎日への一番の近道なのかもしれませんね。

自己受容を阻みがちなトラップ「義務感」に負けない方法も学べる

「〜しなければならない」「〜のために」という頑張りがちな人が抱えがちな「義務感」。

実はこれが本来感じたい「気持ち良さ」「心地良さ」そういった感情の邪魔をしていることが多々あります。

そういった義務感というトラップに負けないテクニックについてもたくさん述べられています。

誰しも義務感を感じながらした行動というのは、自分が「しよう!」と思ってした行動よりも満足感は得づらいものですよね。

そんな義務感を自分の意欲優位に転換することができる可能性を示してくれます。

これを読めば、受動的ではなく能動的に行動することの大切さに気づくことができますよ。

そろそろ義務感に囚われてばかりで行動するのは卒業したくありませんか??

武田双雲さんの本いろいろ


あとがき

実は武田双雲さんはADHD(注意欠陥・多動症)の傾向があると言われたことがあるそうで、実際に元々多動傾向が強かったみたいなんですね。

書道という精神集中が大切!!な世界にいる人のそういったお話を知って、ますます双雲さんに興味が湧いたんです。

双雲さんが過ごす毎日の中での工夫、意識していることなど…。

また双雲さんの語り口調も押し付けがましくなく、「こんな楽しいことがあるんですよね♫」「一緒にどうですか??」っていう感じなのでスルスルと読みやすいんです。

とにかく読んでいる最中からニコニコになれて幸せな気持ちになれるところが気に入っています。

最近は書道家だけでなく現代アーティストとして活躍されている双雲さん。

今後の活躍も楽しみです。

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Posted by 管理人