誰かを喜ばせたい、感動させたい人がするべきシンプルなこと
私は人を喜ばせるのが大の苦手でした。
何をしていいか全く思い浮かばなかったんです。
自己肯定感ゼロだった私は、誰かのために何かをしたいと思った時に何もできなかった。
そんな私が得た気づきとは?
ぜひ最後まで読んでくださいね。
人を喜ばせたいのにどうしていいかわからない…
以前の自己受容ができていなかったときの私は、毎日が自分のことで精一杯の日々。
どうして自分はこんなんなんだろう、自分を否定してばかりの毎日。
毎日そんなことばかり考えていたので、寝ても覚めても一日中自分のことしか見えていなかったんです。
矢印が自分にしか向いていなかったんですね。
他の人がどうであるか。何も見ていませんでした。
その時の私にとって周りの人は、自分で自分を否定するための比較材料にしかなっていなかったわけです。
人を喜ばせられない原因とするべきシンプルなこと
みなさんは会ったこともない知らない人を目の前にして、その人を喜ばせることができるでしょうか?
それはとても大変なことだと思います。
例えば相手を褒めようと思っても、どんな人かもわからないから何を褒めたらいいかもわからない。
外見を褒めようとしても、それを褒めたとして相手が嬉しいと思うかどうかはわからない。
逆に怒られたり、気を悪くさせる可能性もあります。
相手のことがわからないと、結局のところその人がどんなことで感動するかなんてわからないんですよね。
誰かに何かをgiveするにも、その人を知ろうとしないと本当の意味で喜ばせることができないわけです。
人を喜ばせるには、周りをよく見て、人をよく見ることから始めよう
そう考えると、周りがよく見えている人っていうのは人を気遣うことが上手だということは一理ありますよね。
自分にばかり矢印が向いていると、周りのことなんて見えるわけないですから。
いつだって自分がどうであるか、そういう部分ばかり気になっているんですから。
いつも周りを見て人を観察できている人は、細かな変化にも気づきやすいしアクションも起こしやすいんです。
なぜかというと、そこで自分がどう振る舞うべきか、どういう役割を果たすべきか、ということに気付きやすいからです。
なるほどと思ったけど、そんな自分をずっと続けられるか自信がない人もいると思います。
そういう人はたとえ波があってもいいから、1時間でも30分でもいいから周りをじっくり見て観察してみることをお勧めします。
しばし自分のことを忘れて人に注目してみる。
街中のベンチに腰掛けながら、行き交う人を観察してみる。
信号待ちをしながら道路を走る車を運転する一人一人、みんな何を考えているんだろう。
そんなふうに周りに何かにほんの少しだけ集中する時間を作ってみてください。
誰かのためになりたい、ある人を喜ばせたい。
そう思う人にとって、この時間はきっと素敵なはじめの一歩になります。
ちなみに今まで自分のことしか見ることができなかった人ほどたくさんの気づきがあって、そんな時間が楽しいと思えるはずです。
以前の私もその一人ですから(笑)。
あとがき
すでに喜ばせたり感動させてあげたい人がいる人は、しっかりとその人と向き合い、深く知ろうとすることが大切です。
相手の気持ちを察することは簡単なことではないと思います。
しかし相手を知り、相手を想って自分に何かができたとしたら、それは自分にとっても誇りに思えることでしょう。
そのためのスモールステップとして、まずは矢印を自分から人へ向けて、周りや人を見つめる時間を作ることをお勧めしました。
大丈夫ですよ。小さな一歩から人は変わっていけるんです。
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