40代の我流日記、より良い人生のために効果的な書き方について考える。
こんにちは。小学生の時から日記を書き続けている管理人です。
内向的で人と話すのが苦手、悩み事満載な管理人にとって、日記は自分の想いを自由に吐き出すことができる唯一の場所であり、とても大切なものでした。
元々はまるで誰かに宛てる手紙のように日々の出来事と共に自分の感情をひたすら書き連ねていましたが、いつしか手帳のスケジュールと共に日記を書くスタイルにしてみたり、バレットジャーナル様式にしてみたりなど、いろいろと書き方は変化しています。
最近は日記の効果がさまざまなメディアで取り上げられています。
実際管理人も、自分のメンテナンスすることができるという点では、日記というものの効果は絶大だなと感じています。
だからここまで続いているのだろうと思うのです。
書くことで自分のヒーリングになるからです。
今回はもっとより良い人生を送るために、管理人がオススメしたい日記の活用方法を挙げていこうと思います。
今日のスケジュールとログを綴るノート
まず前日の夜から朝起きた後、その日にやること、やりたいことを考えて、どんな一日になりそうかを把握します。
なので、朝の時点では実際のところtodoリストのようなもので、プラス追加でやったことやその日の出来事などを記しておきます。
自分の中では、これがいわゆる一般的な日記に一番近い「日々の記録」かと思います。
もちろん、たまに見返して楽しむこともできますが、何よりも良いことが一点あります。
それは「今日一日を過ごすための心構えができること」です。
最初に一日を把握しておくことができれば、たとえ忙しい一日になりそうでも、エネルギー配分を考えながら動くことができます。
それが夜の疲労感を劇的に減らしてくれるんです。
元々忙しくなりそうだとわかっている日と、何も考えずに過ごしてしまい何だかとにかく慌てることの多かった日、どっちが疲れるかよくわかりますよね（泣）。
「今日は疲れる日だからね！！」
そんなふうに自分がわかってさえいれば、手の抜きどころを考えながら動けるというものです。
晩御飯はお惣菜買おう、いやレトルトでいいや、今日は入浴剤でお風呂入ってから寝よう〜♫、とかね。
スケジュールを把握できてさえいれば、あとは優先順位を考えてやるべきことをしっかりやるだけ。
「手を抜く」というと言葉は悪いかもしれませんが、力の抜きどころを決めるってとても大切なことだと思います。
大人になった今だからこそ、皆さんもわかりますよね？
余裕があるから楽しく生きれるし、余裕があるからやりたいこともやれるものです。
また日々の記録と共に記しておきたいのは、勉強になったことや気づき！
可能なら別ノートにまとめておくと、見やすくていいと思います。
そのノートを見返せば、自分の学びの足跡を辿ることができます。
ひたすら自分だけのための未来志向の問題解決ノート
これは自分の思考管理、メンタル管理に実際にすごく役に立っているものです。
毎日綴るものではないのですが、気分をスッキリさせたい時、頭がいっぱいになってきた時、不安感が募ってきた時、などに書いています。
結果的には、数ヶ月に一回は書いていると思います。
管理人の場合は、現在は以下の感じで書いています。
①今現在どういう状況か
とても辛い、そこそこ楽しく過ごせている、など最近の自分の生活に対する正直な実感を書きます。
そして「なぜ、そう思うのか？」を追加でどんどん書きます。
辛い時も、楽しく過ごせている時も、です。
こうすると自分の感情の持ち方がわかるようになります。
こういう状況が自分は好き、苦手、など。
自分への理解を深めることができます。
こんなに生きていますが、書き出してみるといまだに新たな発見も多いんですよ。
②心配事、不安なこと、モヤモヤすること
具体的に自分の心に引っ掛かっていることを挙げていきます。
そして必ず「なぜ、それが心に引っ掛かるのか？」と自分の心に問いながら理由を挙げていきます。
実はこの作業が、多くの人が見落としがちでありながら、一番大切な作業かもしれません。
ここまで書き出して初めて「じゃあ今後どうしていくか？」という解決法がグッと見つかりやすくなるからです。
実際に一度書き出してみてもらうとわかると思うのですが、この「なぜ、それが心に引っ掛かるのか、不安なのか、心配なのか、モヤモヤするのか？」が挙げることができれば、もうすでに次にやることやどうしたらいいのかという部分はほぼ答えが出ているようなものなのです。
この「なぜ？」と考える作業があるのとないのとで、その後が全然違ってくるのです。
また頭の中だけで考えると堂々巡りになりがちでとても難しいので、紙でもスマホのメモ帳でも何でも構いませんから、必ず何かにアウトプットして考えてみましょう。
先ほど言った通り、これは数ヶ月に一回は書いていますが、以前と同じ心配事やモヤモヤを書くことも実際とても多いです。
でも、そこで「それが私の感じ方のクセなんだ」「私はこういうストレスに弱いんだ」と自分がわかっていくんです。
苦手がわかれば、得意なことや好きなことも実はわかりやすくなります。
自分がどういう人間かよくわからない人にオススメです（笑）。
③今後について
今の時点で今後どう生活したいか、どう過ごしていきたいかを書いていきます。
①②で書いたことを基に書いてもいいかもしれませんし、全然お構いなしに書いてもいいと思います。
ただただこれからどうなりたいか、どうしたいか、を書いていきます。
そしてしつこいようですが、また！「なぜ、そう思うのか？」を書いていきます。
ここで書いたことには、理想としている生活や未来、自分像が反映されやすいです。
なので、自分が本当は何を望んでいるのか、何がしたいのかわからなかったりする人には、特にオススメです。
…
こんな感じで①〜③まで書いてみました。
書いた後は自分の頭の中がスッキリとして、こういうふうに過ごそうという気持ちが明確になっているため、もう迷いはありません。
この書き方をするようになってから、日記がただの気持ちの捌け口だけでなく、その後の自分に生かすことができるようになった気がします。
ちょっと大袈裟にいうと、書くたびに自分がアップグレードする感じがあります。
自分が繰り返し抱えがちだった問題についても理解することができて、解決に至っていくその感じがとても心地よいです。
自分の未来を助けてくれて確実に自分を成長させてくれます。
そして、メンタルを安定させることができます。
だいたいこれを書きたくなるのは波打つ生活にちょっと戸惑いを感じたり疲れを感じたりする頃。
しかしこのように書き出すことによって、波に飲まれそうだった自分の乱れた心をフラットな状態に戻しやすくなりました。
早めの対処、心の余裕、大切です。
こんな感じで自分の状態や価値観、目標を確認することができる、お気に入りです。
【特別版】自分との約束
ここ最近の自分の生活を振り返りつつ、自分との約束事をいくつか決めてみます。
言い換えるなら、自分への決意表明みたいなものですね。
これまで自分を責めることが多かったのなら「反省しても、自分を責めるな〜」とか。
あまり眠れていない日々が続いていたのなら「毎日楽しく過ごして、心地いい睡眠を約束するよ」とか。
ちなみに管理人のこの前の約束事には「やりたくないことはしなくていい、やりたいことだけやってほしい」って書いてありました（笑）。
激甘です（笑）。これでいいと思っています。自分のためのノートですから。
「勝手に悲しむより笑え」とも書いたこともありますね。
これは恐らく他人の感情を勝手に想像して悲しむなよ、事実と想像をちゃんと分けなさいということだと思います（笑）。
この約束事の部分は、次回この問題解決ノートを書く時に見直して振り返ると、とても面白いです。
【特別版】ケアノート
自分が辛い状況に置かれた時に、どうしていいのかわからなくなることないですか？
こんなことがあるなら、自分の中でテッパンのお気に入りのケア方法を書き出しておくことをお勧めします。
例えば…
・無条件でこれをすれば癒される行動
・超寒がりの自分なりに最強寒さ対策
・これを食べたら絶対元気出るメニュー
・辛い時に触れたい音楽、映画、本リスト
・身体の不調を感じた時の対処法
・暇すぎて死にそうな時にできること
・〇〇な状況に陥った時の考え方
などなど。
これいいな♫と思うものに出会えたときに随時追加したり、アウトしたり、常に最新版にアップデートするつもりでいれば、いつでも「こういう時はコレだ！」という行動ができます。
自分を扱うのが上手になれるのでオススメですよ。
理想・好きなものを詰め込んだイメージノート
ひたすらに自分の好きなもの、目指すもの、理想をイメージできる写真、コラージュ、雑誌の切り抜き、何でもいいです。
これらを詰め込みます。
これはノートの中に詰め込んでもいいかもしれないですが、確実に毎日目に見える状態にする方がいいですね。
視覚で捉える情報はとても重要だと言われています。
引き寄せ？などでも有名な方法だと聞きますね（ごめんなさい、引き寄せはあまりよく知らないのですが）。
単純に好きなものに接することで、とても幸せな気分になれるし、モチベーションがアップします。
管理人は以前、壁にコルク板を貼り付けてそこにブワーッと何でも貼り付けていました。
【特別版】ウィッシュリスト
これはよくある「やりたいこと100個書き出す」みたいなものですね。
100個じゃなくてもいい、思いついたらどんどん書いていきましょう。
チャンスを窺いつつ、できるものはすぐに手をつけていきましょう。
人生、一番若いのは今この瞬間。
「あとから…」と渋っていたら、本当に5年も10年もあっという間に経ってしまいます。
たくさんの経験を積んで、豊かな人間性を育みませんか？（40代ですが…関係ありません！一番若いのは今この瞬間！）
私はいつまでも新しい経験を積むことが、つまらない老いぼれにならない唯一の方法と考えています。
あとがき
日記と大きく括ってしまえばそれまでですが、「書く」というアウトプット自体が自身にとって大きな影響を与えることを実感しています。
やり方次第でさまざまな効果を引き出すことができるところも面白いです。
今回はあくまで管理人の我流の話ではありますが、読者の皆さまの参考になれば幸いです。
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