ラクに生きる〜自己否定から抜け出せない人へ贈る、自分を変えた本③
このシリーズも第3弾となりました。
この第3弾は読みやすいので、あっという間に読むことができると思います。
しかし個人的にはシリーズ①②を読んだ後にコチラを読んだほうが、内容の理解度がグッと深まるその鳥肌な瞬間を味わえるのでオススメです。
↓↓ 自分を変えた本①はコチラ
↓↓ 自分を変えた本②はコチラ
深い自己否定の中にある自分を変えてくれた本③
まわりの人と「うまく付き合えない」と感じたら読む本 心屋仁之助 著
著者の心屋仁之助さんというのは「性格リフォーム心理カウンセラー」として活躍されてきた人で、多くの著書があります。
そのたくさんの著書の中で「自己否定」の人に一番効くと個人的に思う本がコレです。
タイトルだけ見ると「人間関係について悩みを持つ人のための本じゃないの?」と思えますよね?
しかしその中身には、自己肯定感を高めるために大切なことがギュッと凝縮されているのです。
以前、私が上げた記事の中で「人間はある行動をするときに、行動をしようというきっかけ(動機)になった考えが強まる」という話をしました。
これはシリーズ①で紹介した本に書いてあることなのですが、この根本を知っていると、とんでもなく今後の考え方が転換します。
まるで生まれ変わったかのように。
しかしこの本は全体的に翻訳の表現が若干堅いので、理解しづらい人もいると思いました。
この大切な点をもっとちゃんと理解したい!そんな人にオススメなのがこの心屋さんの本です。
語り口調もライトで、例え話が秀逸。
専門知識がない人にもとてもわかりやすく書いてあるところが最大の魅力ですね。
上で述べた「人間はある行動をするときに、行動をしようというきっかけ(動機)になった考えが強まる」というシリーズ①の考え方。
これをわかりやすく言うと例えば…
周りの人が誰も自分のことをわかってくれない
→一人で頑張ろうとする
=「誰も自分のことをわかってくれない」という思いを自分自身で強めてしまっている
、というような意味になります。
自分は格好悪い人間
→自分を大きく見せるために話を盛る
=「自分は弱くて格好悪い人間」という思いを自分自身で強めてしまっている
、などですね。
だから自己肯定感を上げるためには「自分に対する悪い思いをコントロールするように行動できるようになればいい」ということなのです。
上の例だと、
「一人で抱え込んで頑張ることがなくなる」
「余計に話を盛ったりしなくなる」
このように自分をコントロールできるようになることが行動の目標であり、そのうちにだんだん自分の悪い思いが改善され、修正されていくのが最終ゴール。
これらを心屋さんの言葉にすると「自分の反応を変えよう」ということになります。
「自分がその出来事をつらい、問題だと感じる心」こそが悩みを作っている、と心屋さんは言いいます。
そしてそれは「他人の問題」ではなく「自分の心の問題」であると。
同じ出来事でも辛くない人もいますし、問題だと感じない人もいますよね?
そう感じるようになってしまったことには、きっと人それぞれの理由があります。
しかし「どんな人でも自分の反応(行動)を変えることは可能であり、それにより自己肯定感は上げることはできるんだよ」というのが、①の著者と心屋さんの共通するメッセージですなんですよね。
また、この本のいいところとして挙げたいのが「実際に行いやすい小さなレッスン」が多数掲載されているところ。
読んでみたらわかると思うのですが、ものすごくアホくさいです(笑・褒めてます)。
ものすごくアホくさいんですけど、その分楽しくできると思います。
心屋仁之助のそれもすべて、神さまのはからい。 心屋仁之助 著
心屋さんの著書で他にもう1冊挙げるなら、私はこれを選びます。
自分のことをダメ人間と心底思っていて、どうしたらいいんだろうと悩んでいる人に特にオススメします。
この本は「ダメ人間でも生きていてもいいんだ」「こんな私でもいいのかもしれない」こんなふうに救ってくれる本
です。
いつも失敗してしまったり、人に助けられてばかりいる、そんな自分が嫌だという人にエネルギーを与えてくれますよ。
この本に出てくる「前者」と「後者」の話をぜひ読んでみてください♫本当に面白いし、なるほど確かに、と思えるはずですよ。
ちなみに心屋さんの本に、たま〜に若干スピリチュアルな話が出てきますが、その辺は個人的にはあまりピンと来ません(笑)。
あとがき
第3弾となった今回の本たちはいかがでしたでしょうか?
自己啓発本はこの生きづらい時代の流れと並走するかのように今となっては膨大に増え、現在はもっと手っとり早く対処法を学べる本も正直いうと他にありそうな気がします。
どれが自分にピンと来るか。
それは読んでみないとわかりません。
私が自分にピンと来て自己肯定のヒントを得ることができたのは、今回のシリーズで紹介させていただいた本たちです。
これらの本が私にとって良かった理由は「なぜこんな自分になってしまったのか」、その根本がわかったからだと思います。
それがわかったことで「だからこういう対処が必要なんだな」と納得して前へ進むことができました。
自分について悩むべき点が多い、自分を受け入れることができない、というのは、どんな生活をする上でも本当に辛く悲しいことです。
「自分が嫌い」この一点だけで、どんなに裕福で素敵な生活を送っていても、心から満たされる瞬間はありえません。
日本人は特に、自己肯定感がいまだに低い国です。
素直に自分が好き、自分を愛することができている、と言える、そんな日本人がもっと増えてほしいと思います。
この記事が誰かの心に届くことを願って…♫
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